建築板金について

建築板金、それは巧みの技と現代建築の施工技術とのみごとな調和です。
美の伝統工芸の飾りの系譜から、モダンな金属系外装工事へのダイナミズム。人と金属の長いつきあいの歴史の中で、個々の金属がもつ独自の性質を見極め、自在に加工する技と技術を獲得。人々の暮らしに役立たせてきました。
いまや建築板金は、住まいやオフィスビル、工場、美術館や博物館、体育館や遊園地などへと数多く活動の場を広げています。
人と金属の最も見近な出会いの場を、匠の技を秘めた機能美に集約する建築板金。人と一緒に歩んでいます。

屋根の施工例


樋(とい)の施工例

  • 樋(とい)の施工例1
  • 樋(とい)の施工例2

ファインスチールについて

ファインスチールとは、近年のめっき技術、塗装技術の進歩により、性能が“飛躍的に向上した亜鉛ベースのめっき鋼板・塗装鋼板”の総称です。耐久性に優れ、軽くて地震にも強く、加工しやすいため、屋根・外壁リフォームにも適した素材です。
また、遮音性・遮熱性の向上などの特長も備えています。

ガルバリウム鋼板

ステンレスについて

意匠性や耐久性に優れているステンレスは、建材分野でも屋根、壁などの内外装仕上げ材を中心に年々需要が伸びています。

特性

特性/鋼種

オーステナイト系
SUS304・SUS316

フェライト系
SUS430

マルテンサイト系
SUS410

磁性

なし あり あり

焼入れ硬化性

なし なし あり。
炭素含有量の多いものは冷却後に割れやすい。

加工硬化性

加工硬化性大・ニッケル含有量の多い鋼種は、加工硬化が少ない。 冷間加工で多少の硬化が認められる。 軟鋼と同じ傾向の加工硬化性を示す。

耐蝕耐酸性

きわめてすぐれた特性を有している。 内装用としてはサビの心配はないが、屋外の使用には問題がある。 大気中でサビを生じることがある。

衝撃と伸び

きわめて良好、成形性に富む。 オーステナイト系にくらべて劣る。 オーステナイト系にくらべて劣る。

溶接性

溶接性が最も良好、ただ溶接の際、500~800℃の温度範囲に加熱・徐冷されると耐蝕性が劣化する。 高温に加熱し急冷すると熱影響部の結晶粒が粗大化してぜい化する欠点がある。 溶接性はよくない。予熱・後熱処理をしないと溶接割れを生じる。

熱膨張

軟鋼の約1.5倍 軟鋼とほぼ同じ 軟鋼とほぼ同じ

熱伝導

軟鋼の約3分の1 軟鋼の2分の1 軟鋼の2分の1

※(注)磁性の有無は板の状態。

磁性について

ステンレス鋼は、鉄を主成分としこれに約12%以上のクロム(Cr)を含み、さらに必要に応じてニッケル(Ni)やその他の元素を配合添加してつくられる合金鋼です。
この様にステンレスは鉄を主成分としながら鉄のもつ弱点が改良され、特に美観、強度、耐蝕性、耐熱性、耐衝撃性および加工性などの点で、鉄よりも優れた特性をそなえています。
SUS304は、18Cr-8Niで、オーステナイト系に属するもので、一般建材用にしようされている代表的な鋼種であります。
このSUS304は、Cr-Niの成分のバランスからみて、安定オーステナイト鋼ではなく、準安定オーステナイト鋼の部類に属するものであります。
従って準安定オーステナイト鋼であるSUS304は、種々の冷間加工、冷間圧延などの加工を加えると、磁性を持つことがあります。
即ち成分的にはJIS規格を充分満足しているものでも、強度の冷間加工が行われた製品には磁性があります。これは冷間加工することにより、金属の結晶構造が一部変化して(準安定オーステナイト組織の一部が変態して、マルテンサイト組織になる)磁性をもつことになるわけです。

【冷間加工による磁性の変化】
冷間加工による磁性の変化


冷間加工度と磁性(導磁率で表わす)の関係を左図に示します。
SUS304はJISの化学成分規格を充分満足しているものであっても、冷間加工を施すことによって磁性を持つことになります。従って、その冷間加工度が増すにつれ、磁性も増し、磁石で感ずる様になるわけであります。

建築板金について

ご連絡先

熊本県板金工業組合

熊本県板金工業組合

〒861-8031
熊本県熊本市東区戸島町887-1
TEL : 096-388-0666
FAX : 096-389-5215
info@kumamoto-bankin.or.jp

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